睡眠時無呼吸症候群の検査方法

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睡眠時無呼吸症候群の検査方法

まずは病院で問診を

睡眠時無呼吸症候群は眠っている間に無呼吸の状態になってしまう病気です。睡眠時に症状が現れるため本人が自覚することが難しいという厄介な側面を持っていますが、実は病院で検査を行うことが可能です。家族や親しい人に睡眠時無呼吸症候群の疑いがある場合は一度きちんと検査を受け、現在の体の状態について医師と相談することをお勧めします。
睡眠時無呼吸症候群の疑いがある場合、まずは病院で問診を受けることになります。眠っている間のいびきや日中の眠気の状態、既往歴などについて質問されます。睡眠中の状態については家族やベッドパートナーが答えることになりますので、できれば一緒に受診するようにしましょう。

最初の検査は自宅で簡易検査

ポリソムノグラフ検査

問診で睡眠時無呼吸症候群の疑いがあるとされた場合、自宅で簡易検査をすることになります。簡易PSG(スクリーニング)とも呼ばれる検査方法です。自宅でも取り扱いが可能な検査機器を病院からレンタルし、眠る前に手の指や手首や鼻の下にセンサーをつけていびきや呼吸の状態をチェックするというものです。 簡易検査には睡眠時の酸素飽和度を調べる検査(パルスオキシメトリー)や気道の狭窄・呼吸の状態(AHI)を調べる検査方法があります。
AHI(無呼吸低呼吸指数)とは、睡眠中の1時間あたりの無呼吸または低呼吸になった回数のことです。
10秒以上の呼吸停止を「無呼吸」、10秒以上換気量50%以上の低下で「低呼吸」として判定します。ちなみにAHIが20以上で本格的な治療が必要とされますが、それ以下の場合は保険が適用されないため治療方法によっては注意が必要です。 簡易検査は自宅で普段の生活ペースを変えることなく行うことができる検査ですので、仕事やプライベートへの影響を気にしなくて済みます。
一方、脳波や睡眠の深さなどの精密なデータを取ることはできないので評価の精度に限界があります。

病院でより精密な検査を

ポリソムノグラフ検査

簡易検査の結果、より精密な検査が必要であるとされた場合は病院に1日入院して精密な検査を受けることになります。
終夜睡眠ポリソムノグラフィー(Polysomnography:PSG)検査とも呼ばれ、簡易検査よりもさらに詳しく熟睡度などの睡眠の質について調べます。
具体的には眠る前に体中に数十個のセンサーを取り付け血中酸素飽和度(SpO2)・口、鼻の気流・胸、腹の換気運動・脳波・心電図・筋電図・眼球運動の状態・いびきの音・睡眠時の姿勢などのデータを取ります。
睡眠時に行う検査方法ですので基本的に痛みなどはありません。
そしてやはり仕事などへの影響が気になるという方は仕事終わりに病院へ行って検査を受け、検査終了後の翌朝より出社できるようタイムスケジュールを相談することも可能です。
また検査当日はアルコールや睡眠薬の服用を避ける、昼寝をしないなどの注意点があります。
その他にも気にかかる点がある場合は検査前によく確認しておきましょう。

睡眠時無呼吸症候群の検査は何科で受けることができるのか

睡眠時無呼吸症候群の検査及び治療は内科や呼吸器科・耳鼻咽喉科などで行われています。
ただし、実際にその医療機関がSASに対応しているかどうかは事前に問い合わせておいた方が良いでしょう。
そして検査後自分に合った治療が受けられるかどうか事前にホームページでチェックしておくと安心です。

検査の費用について

簡易検査は3,000円程、病院での精密検査(PSG検査)は10,000~30,000円程で受けることができます。

検査の内容や保険の種類などで金額が異なる場合がありますので、詳しくは医療機関にご確認ください。


まとめ

睡眠時無呼吸症候群は本人が気づきにくい病気ですが、自宅や病院で検査を受けることにより睡眠時の状態もデータ化して診断することが可能です。
病院の問診後多くの場合は自宅で手軽にできる簡易検査を行いますが、睡眠時無呼吸症候群であるか否かを正確に診断するためにはPSG検査が不可欠です。
いずれも痛みを伴うものではなく、自分や周囲の人が普段気づくことのできない体の異常を検知することができますので睡眠時無呼吸症候群の疑いがある場合はきちんと検査を受けて病気の早期発見に努めましょう。

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