外科的手術によるいびきの治療手段とは

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外科的手術によるいびきの治療手段とは

いびきの原因と外科的手術による治療

外科的手術

いびきの原因は睡眠中に気道が何らかの原因で狭くなり、そこを空気が通る際に周辺の組織が振動して音を出すことにあります。気道が狭くなる原因は口蓋垂(のどちんこ)が生まれつき大きいため気道を塞いでしまっていたり、口蓋扁桃が肥大していたりと様々ですが外科的手術により気道を切り広げることにより粘膜の振動を抑えることが可能となります。


従来の治療方法から進化した外科的手術

従来のいびき治療はメスによる切開手術が主流でしたが、近年ではレーザー治療が行われるようになってきました。
レーザーを使用することにより痛みや出血を抑えることができ、以前は1週間ほどの入院が必要だったいびきの治療が日帰りでできるようになるなど患者の負担も大幅に軽減されるようになりました。
手術費用も従来なら10万円ほどかかっていましたがレーザー治療は保険が適用されるので2.5~3万円ほど
です。(初診料や経過観察のための通院・薬代を含めてプラス1万円程見積もっておいた方がよいでしょう。)


レーザー治療後の注意点

術後は口の中が炎症を起こしている

レーザー治療中レーザーを照射する時間は約10~15分程ととても短く、身体への負担も少なくて済みます。しかし、手術中喉の奥が見えるよう口を大きく開かなくてはならないので吐きそうな感覚になる場合もあります。
レーザーで外科的手術を行った後は炎症が起きている状態で、落ち着くまで2週間ほどかかります。この間激しい運動やアルコール・タバコ・極端に熱かったり辛かったり等刺激の強い食べ物は控える必要があります。
食事の際に口内炎のような痛みを感じることがあるので、柔らかいおかゆのようなものを食べるようにするとよいでしょう。
その他の日常生活には殆ど支障はありませんが、痛みがどうしても気になる方は点滴治療を行うこともできます。また術後の1~2週間後は病院で経過を診てもらう必要があります。
ちなみに手術により気道が広がったことにより術後から数日の間は急いで水を飲むと鼻の方に水が回ってしまうというケースもあります。(数日経つと気道が広がったことに体が慣れて通常通りに水を飲むことができるようになります。)


外科的手術で効果が出ない場合も

レーザーによる手術はのどの奥(咽頭)を部分的に切除することにより気道を広げることが目的となります。
この治療方法は口蓋垂が大きい人や軟口蓋の位置が低い人に対して効果を発揮します。
しかしレーザー治療では口蓋扁桃の切除は行いませんので、口蓋扁桃の肥大がいびきの原因となっている場合は従来型の手術が必要となります。
また、のどの奥に脂肪が蓄積していたり鼻の通りが悪かったりといったこともいびきの原因となります。この場合は生活習慣の改善による肥満の解消や鼻の治療などが必要となります。


外科的手術を行う病院の選び方

外科的手術によるいびきの治療は耳鼻咽喉科を受診することになります。いびき治療を行っているかメールや電話などで事前にチェックしておくと良いでしょう。
ホームページにいびき治療について詳しくかかれていたり、手術実績を公開したりしている病院なら安心して治療を受けることができますね。



まとめ

外科的手術によるいびきの治療方法はメスによる切開手術とレーザー手術の2種類があります。いずれも気道を広げることによりいびき音が発生しにくくなるという原理によるものです。外科的手術も日帰りで行えるタイプなどがあり、以前と比べてずいぶんハードルが低くなったようにも感じます。ですが手術の方法により対応できる範囲が異なりますので自分のいびきの原因を事前にしっかりと診断してもらうことが大切です。外科的療法については手術のメリットや考えうるデメリットなどについて事前によく医師と話し合い治療の必然性について納得した上で臨むのがよいでしょう。

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